週ナビ訓練 EURUSD 2020.04.06-2020.04.10
週ナビ訓練とは、シミュレーションソフトを使って相場観を鍛える練習である。通常のトレードと同じく、環境認識を行いシナリオを立ててトレードする。1週間分をまず自分で行った後、マヨハレ様と自分の認識の違いを見つけつつ、相場観の向上を目指す。間違ったところは、「無知」・「判断ミス」・「ケアレスミス」・「練習不足」の可能性があるので、失敗を分析し、課題としてピックアップする。
マヨハレ様の『週刊チャートナビ』を参考にさせて頂いております。
参考記事↓
参考動画↓
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共通認識(日足、4時間足に月足+週足ろうそく)
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□共通認識
・3月の巨大な月コマ陰線に孕まれている。大きな下降の中の話。2週前に安値から半値まで上昇し、先週は安値を目指して1.08まで売られた。3週前の週足陰線に2週連続孕まれハラマされている。1.18は2月の安値でもあり、週レベルの上昇のFR76.4あたりでもあり、週足陽線での強い反発も見られる。
3週前足ハラミ継続。
3月高値下降波61.8%戻り目で売られ、大きく動き出した起点2月安値で下げ止まった。
□売り手の材料
・3週前の週足陰線が安値を更新した。日足レベルでは、3月高値をラス戻り高値とした下降トレンドとみることができそう。
□買い手の材料
・週足レベルの上昇波FR78.6で強く反発している様に見える。(2週前の強い陽線により2月安値より下の部分(1.077くらいから下)を行き過ぎと見れる)
□トレーディングレンジ
・TR上段㊤ :3週前陰線の高値(孕み足上限)
・TR中段 :前週高安
・TR下段㊦ :3週前陰線の安値(孕み足下限)
TR上段㊤:3週前ハラミ高値
TR中段:先週高安・安値は2月安値、この中でレンジになる可能性もある。
TR下段㊦:3週前ハラミ安値+3月安値
□4時間足のベアブル
・4時間足のベアの視点:①下降モメンタム継続を狙う。(戻しなく先週安値をブレイクすれば、下限を最安値を目指して)②前週の陰線の戻り売り(半値1.095あたりで
で戻し目を作れば、先週安値へ向けてショート。③前の週高値まで買われればショートを検討。
2月安値更新を根拠に、先週高値から3月安値更新を目指す流れを戻り売り。
・4時間足のブルの視点:①先週の安値でサポートされれば、前の週の安値から切り上げWボトムのイメージでネック(先週高値)まで買い。②前週の安値まで売られれ
ば、2番底から買いを検討。③先週陰線の半値戻し目を崩せば先週の高値まで買い。
2月安値、または、3月安値サポートを確かめ、先週高値を目指す流れを買う。
□今週の指標関係
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毎日の見通し
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月曜と火曜
水曜と木曜
金曜
□4/6月曜
認識
・先週の安値は2月の安値にもなっている値段である。2月にはここから反発上昇し、3月にはここから下の部分が月足で見てヒゲになった部分。ここがサポートになるか、それともサポートにならずに下に抜けるか注目したい。
3月高値下降波の戻り売りで、5日連続で陰線、2月安値まで下落。
□1時間足ベアの視点:
①このまま先週の安値を下抜いてたら売りたいが、上昇の76.4%のあたりと、3/25の目立つ安値など(赤い★印)があるため難しい。しっかりと下抜いて、さらに先週安値がレジになればその時点での安値までは売れるかも。
②先週の金曜の戻り売りイメージで金曜高値を試して買いが弱くなれば安値まで売り。
1時間CH内戻り売り、1時間sma21での戻り売りは2月安値まで下げ幅がない、1.085辺りから戻り売りたい。
□1時間足ブルの視点:
①2月安値+先週の安値、ここがサポートになれば買い。4月3日の高値までを目指して。イメージは2週前の陽線の押し目形成のWボトムの片玉右側からの買いイメージ。
②星の安値まで売られれば先週安値までの買いを検討。
2月安値へのWボトムで1時間CH高値+4時間sma21までロング。
値動き
11:57~
・ ロンドン、NY時間に安値からの上昇を見せたが、いずれもネックラインに届かず失速。日足コマ足陰線を形成し先週金曜の陰線に孕まれた。高値をロングエントリーは、切り下げてきたので撤退。
東京時間、上値の重い展開で欧州時間まで待機、東京時間のダマシ高値で買い手の弱さを確認。欧州初動、赤1東京高値への上値試しから、東京時間のロングポジションの決済狙いでショート、スパイク上昇のリスクから急落安値でアウト。
NY時間、先週安値5分足ピンバー青1をサインにショート利確を狙いでロング、再び売られるリスクから急騰高値でアウト。
東京時間の展開の意味をあまり考えていなかった。「東京時間のだましの高値」で買いの弱さとかには一切注目していない。売るならこの位置という自分の売りやすい位置まで待っていて結局エントリも何もできないということがよくあるのだが、それは、こういうことかもしれない。「ここまで来たら売りやすい」というのはベストであって、可能性はそれ以外にもいくつも考えられる。手書きでイメージをチャートに書き込むのは良い練習になっている反面、決め打ちにもなっている気がする。マヨハレさんが「上値が重い展開」と言っているのは、売りのシナリオで「1.085辺りから戻り売りたい。」と言いながらも、実際の値動きはそうならないというギャップを表現しているとみられる。つまり、思った通りにならなくても、想定の範囲なら値動きの意味を考えてトレードできているということだと思う。「思った展開と違うから何もしません、おやすみなさい」ではなく、「これはどういう意味ととれるだろう?」と考えを1つ進めてみれば、マヨハレさんのようなトレードに近づけるかもしれない。
東京時間のだましについてのパターンプラクティスが必要かもしれない。
月曜の買いは、出口が不明確でかなり迷っている様子がうかがえる。マヨハレさんは似ている位置でエントリしているが、「再び売れれるリスク」から急騰したところで利食いをしている。売り側の思惑を考えていなければ利確できないね。リグってから、売りが弱ければまた入ればいいのだから、迷いながら保持することのないように出口をエントリの時点である程度考えている必要がある。
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□4/7火曜
12:46~
認識
・先週安値をサポートとした押し目形成 VS それを崩そうとする売りの戦い。
・先週安値+2月安値でWボトム完成。
□1時間足ベアの視点:
①Wボトム崩れれば、一段下の赤い★の安値までショート。
②金曜高値付近まで買われて上げどまったら再び安値までショート。
1時間CH高値×4時間sma21戻り売り、先週安値更新を注視!
□1時間足ブルの視点:
①前日の高値をネックと考えて、ネック抜けして、売りを受けて下げ止まれば買い。先週金曜の高値まで。
②一段下、赤★のラインまで売られれば先週安値までの戻りの部分の買いを検討。
(追記)1時間クラスのラス戻り高値を上抜けて、サポートになれば、ピンク★まで買い。←「この高値に警戒しつつ、青い★を目指して買い。」に変更。
先週安値にWボトムを作りかけているのは認識していた。が、「ネックまでの買い」は考えていなかった。そして、「ネックから戻してから買い」を考えていた。実際はそうはならずに、東京時間に切り下げ抜けで、ネック(前日高値+1時間CH)でクラスタを作っているがそこをブルが制して強く買われた。マヨハレさんは『先週安値+2月安値でWボトム完成。』と見ていたようである。動画では「昨日は、先週安値・2月の安値で2回目のサポートが起こりました」と言っている。おそらく、ここは2月安値でもあったし、有力なサポートと見ていたのかもしれない。だからこそ、2回目反発でそのまま強く買われることを想定していたのかもしれない。サポートの強さがはっきりするのは、事後になってからしかわからないが、月足の高安などは意識されるところであり、チャートを見れば認識できるところだ。強く買われてしまえば、なかなかタイミングがとれず押しをも待っていたら「押し目なし」で上がってしまうので、指をくわえてみている状況になりかねない。先入観を持ちすぎるのは良くないので、実際には、値動きを見て判断することが求められるが「ここは強いサポートかもしれないな、1時間のchの戻り売りを抜ければ一気に上がるかもしれないな」という見立てを持つことは必要かもしれない。もちろん、反対にそこが抜けずに戻り目売りをされる可能性も同時に考えておくことは必須ではあるが。そして、じっさいに値動きをみて、保持するか微益撤退するかの判断をすればいい。今回は、月曜のポジションをだらだらと持っていて、初動に備えることができなかったのもエントリできなかった原因の1つだと思う。
Wボトムを作ってそのまま一気に上昇していってしまうパターン(戻り売りとの小競り合いを経てそこで買いが勝ってもう1つ上まで買われていくパターン)についての研究。
14:24 ソフト稼働
値動き
・Wボトムが成功し、強く買われた。前日からの切り下げライン抜けからほぼ押し目なく上昇。下降のFR38.2まで買われ陽線を形成した。金曜の高値抜け+クラスタ抜けでエントリー、過去の38.2で失速、建値決済。
東京時間、2月安値+先週安値サポートからキリサゲL抜けで青1ロング、欧州初動に1時間CH高値をブレイク、売り手NZ安値上ミニMトップでアウト。
NY時間、売り手NZ安値到達後、ロング利確タイミングで赤1ショート、押し目買いが入り始めたところでアウト。
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□4/8 水曜
- 4/8(水)
認識
・先週の安値で反発し上昇。前の週の下降のFR38.2まで上昇しているところで、ここで戻り売りされるか、もう一段上、FR50のあたりで戻り売りを受けるか。
・現在のFR38.2のあたりは4/7の上昇押し目買いと先週陰線の戻り売りの戻り目形成の戦いになりそうなとこ。
・上から日足SMAも降りてきている。
2月安値+先週安値のWボトムから買われ始め1時間CH高値もブレイク、売り手NZ安値+先週陰線38.2%戻り目でレジ。
□1時間足ベアの視点:
①先週陰線の戻り売り。4月7日の高値で戻り目を形成すれば、今週安値や1,18へむけてショート。
②4/2の高値あたりは下降FR50なので、このあたりまで買われれば売りを検討。
先週陰線、NZから戻り売り。
売りのNゾーンを意識できていなかった。売りの候補としては見えていたが。
□1時間足ブルの視点:
①4/7の高値の戻り目を崩せば、4/2の高値へロング。(1.095警戒)
②火曜の陽線の半値くらいで押し目買い。火曜の高値までロング。
③fomcで今週の安値を試して下抜けできなければスパイク狙いで4/2の高値を目指して買い。
このまま高値を上抜くか、前日陽線の下押しから1時間CH高値をブレイクさせた強者の安値(先週安値ネック)サポートで押し目買い。
値動き
・高値を試すことなく、下落。安値からの上昇のfr61.8くらいまで押されたあと、揉みあいになり陰線を形成した。
東京時間、強者の安値への下値試し待ち。
欧州初動、前日の強者の安値+安値ネックを強襲、スパイク狙いの青1ロング、急落半値で停滞して撤退。
NY時間、急落陰線のハラミ状態になったので急落高値反発で赤1ショート、下ヒゲでアウト。←これは、シナリオにはなかった売りだと思う。買いの弱さ(スパイク狙いのロングが不発だったこと、急落のハラミの高値で抑えられたことを根拠にした応用的なトレードかもしれない。
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□ 4/9 木曜
- 4/9(木)
認識
・8日の陰線は7日の陽線に孕まれている。7日の押し目買い vs 先週陰線の戻り売りの戦いか。
先週安値の買い手とNZ安値の売り手が拮抗している。
□1時間足ベアの視点:
①7日の高値を試して買われれば先週陰線の戻り売りを検討。mトップイメージ。
②8日の安値の押し目崩れで、先週安値へショート。(1.08からの買いに警戒
フラッグ高値レジでフラッグ安値目安にショート、NZ安値反発ダマシ高値に注意。
□1時間足ブルの視点:
①8日の安値を試して売りが弱くなれば買いを検討。7日の高値までロング。
②先週安値まで売られれば買いを検討。大きめのボトムイメージ。
前日安値×4時間sma21サポート、または、先週安値×フラッグ安値サポートでNZ高値までロング。←自分は前日の高値までしか買えなかった。マヨハレさんは「NZ高値までロング」としている。押し目買いが成功する前提でエントリしているので、目標は高値を超えることをまず考えているのだと思う。そのうえで、どうぜん前日の高値でレジされる可能性もあるので、あとは値動きを見てというかんじなのかも。取れるところではしっかり取れる必要があるので、今回の場合つよいレジスタンスであれば、早めに利食いでもよかったが、そうでないのならば、利確目標は一段上の高値orレジスタンス候補が正解か!動画内では、高値に届く前に「ここらへんでいいか」といってポジションを閉じていた。「ポジションを二つ持っていたら、片方ここで決済してもう一個はさらに伸ばしたい」といっている。それはありかと思う。まあ、シナリオの段階で前日の高値までと決めていたので悪くないが、前述の通り、伸ばせるところでは伸ばした方が良いし値動きを見てよきタイミングで決済できるように鍛えたい。
値動き
・火曜の陽線押し目買いが成功し、1.095まで買われた。1,095キリ番、日足smaで反応し、このあたりで一旦上げどまり日足がクローズ、火曜の陽線の高値を微妙に更新してクローズした??
東京終盤、フラッグ高値への2回目アタックで高値切下げたので赤1ショート、4時間sma21×前日安値ネックのサポートでアウト。
欧州初動、1時間フラッグ高値をブレイク、前日急落ハラミ高値で売られたが、NY初動、2回目の4時間sma21サポで青1ロング、NZ高値手前Mトップでアウト。
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□4/10 金曜
- 4/10(金)
認識
・4/2の高値が先週下降FR50であり、このあたりが戻り目になるか、あるいはここをブレイクして、4/1高値を目指すか。
先週高値半値戻り目+NZ高値付近まで上昇。
□1時間足ベアの視点:
①前日高値や4/2に戻り目形成すれば、前日の安値 or 1時間チャネル下限へショート。
②1段上、4/1高値まで買われれば売りを検討。
先週高値半値戻り売り、前日の急騰安値が下げの目安。
□1時間足ブルの視点:
①前日陽線の押し目買い、押し目の候補は1時間SMA21、15分△サインの高値、1時間上昇チャネルの下限もありえる。前日高値まで買い。
②前日高値や4/2に戻り目を崩せば、4/1高値へ買い。
上昇トレンド継続、前日陽線押し目買い、押し目候補は1.0900か前日急騰安値辺り。
値動き
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今週の値動き
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6日に先週安値Wボトム形成から火曜大陽線出現以降、フラッグをつくり先週高値下降波の半値戻り目まで上昇。金曜日はイースターで全く動かなかった。
イースターは抜けていた。各国の休日もチェックしよう!
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結果
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課題や気づきなど
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これは名言ですな。
「上か下かを当てに行くトレードは、祈っているのと同じであり、現実逃避である」
「現実逃避ではなく、現実直視型」
自分の立てたシナリオや合理性が武器だとするならば、祈ることによって武器を放棄するのではなくて、値動きをしっかり見て、お祈りトレーダーたちの絶望や恐怖、歓喜を直視できるような合理的な行動を心掛けたい。