準備とチャンスのクロスでエントリー(仮)

準備とチャンスのクロスでエントリー(仮)

「答えはすべて自分自身の中にある」をモットーに「相場心理+チャート分析」で自由で再現性の高いFXトレードを目指しています。迷晴れFXさんを尊敬し、参考にさせていただいております。成長の為、自分のシナリオ、気づき、思考や失敗トレード、その他もろもろを発信中。お誘いあわせの上、よろしくお願いいたします。

〈検証〉目線の検証をやってみた② 1時間足下降のNが崩れる時

目的

・チャート上で迷子にならないために、「目線の基準を作る」ことが目的

・Nもしくは逆Nが崩れるとき、短期的な値動きに惑わされないようになる

・N、逆Nが崩れるときのパターンを自分の中に取りこんでいく

 

やり方

・1Hのトレンドが崩れるところを見ていく

・Nが崩れてMになったり、逆Nが崩れてWになるようなところ

・4Hと日足の波、レジサポになりそうなところを1Hに落として値動きを見る

・気づいたことを言語化して書いていく

・まずは、1H下降逆N崩れをさかのぼってみていく

 

着眼点

・継続していたトレンドがWトップやWボトムを作るときの値動きに注目

・4時間と日足の波やレジサポが1Hの値動きに与える影響を見たい

・Wトップ、Wボトムを作った「高値、安値」と、「ラス高安」と、「ネックライン」を定点として、実際の値動がどうなって流れていくのか見る

・揉みあう、転換、ブレイクが予想されるが、その際のサイズ感(縦と横)も感じながら行いたい

 

その1

EUR/USD 2021/03/31

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日足

・安値から高値までの上昇の押し目買いイメージを3つ書いてみた候補にも見える

(上昇のFR38.2付近で現在価格が反発したところ、以下FR50と61.8)

・紫のダブルボトムを深いところまで試しにきたので、そろそろ一旦上がってもおかしくはない(かなりざっくり)

・黒の上昇波のNゾーン(緑枠内)

・1.17というキリ番

 

4H

・谷1,2,3の三か所の位置からのFEが161.8と200という反応しやすそうな値段

・1.17というキリ番

 

1H

・緑(1)の下降が、「高値1」の戻しから安値をW1をつけて安値を更新するも、そこから一気に「高値1」を上抜けした。(この時点で、1Hの小さな下げダウが崩壊)

・W1からの上昇は「高値1」まで押し目を付けて高値更新、上昇のNを作った(サイズ感は1Hの小波サイズ)

・高値1を超えたことで、「高値1」をラス戻り高値としていたトレーダーの目線は買いになったかもしれない。しかし、3/25の安値ラインレジスタンスになり、「ネック2」で上げどまり下降した。(この時点では、まだ「高値2」の下降の支配下と見ることができそう。同時に、w1からの上昇でもある。)

・ネック2からの下降は、小さな上昇のNのラス押し安値を下に少し割ったが、そこからw2で下げ止まって、短時間で強く上昇し、ネック2も高値更新した。

・w2から高値4への上昇で、「ネック2」や強者の値を上値抜けした。1時間レベルで上昇トレンドとなって、赤3まで戻しを付けて再度高値を更新。赤1~3をつけて、4Hレベルの逆三尊をつくったようにみえる。

 

まとめ

・1Dでは「そろそろ転換してもおかしくはなさそう?」という感じのサポート感、4HもFEの161.8などが重なるポイントではあるが、そこからがっつり上げてくるという核心はもてないかも。ただし、1.17というキリ番がそこにあって、「そろそろこのへんで、反発してもおかしくはなさそう」という価格帯で実際に上げだしたという事実がある。まずは1Hの小さな「ラスト戻り高値」が上抜けしたが、そこからの勢いが強くて、どんどん1H時間レベルのレジスタンス候補を上抜けしていった。4Hや日足を見ている人々も数多く、「このあたりで跳ね返りそう」という注目をしていた価格帯だったのかもしれない。リアルトレードでは、「買いのターンがきたかも」と思ったときには、すでにかなり高い位置まで値段が上がってしまっていて買いのトレードはできなかった。数をこなして、どんどんパターンを取り入れて、チャンスをものにできる目線や、トレードするべきか否かを判断する目を養いたい。